全国で7店舗 経営|RHグループCEOと飲食事業部総責任者に取材!
竹松様、上林様、本日は宜しくお願い申し上げます。
オーナーの竹松です。宜しくお願いします。
店長の上林です。宜しくお願いします。
店名の由来を教えてください。
肉のセレクトショップみたいなものを精肉店でやりたいと思っていたので「肉よろず」というネーミングにしました。

八百万(やおよろず)などの「よろず」ですね!
貴店の名物を教えてください。
当店は生食用食肉取扱許可を取得しているので生肉を扱えるんですよ。
そのような許可があるなんて初めて知りました!!
肉刺しって低温調理で提供している店も多いのですが当店はそのまま刺身で提供しています。
こちらが「純生 赤身の牛たたき」「純生 ユッケ」「純生 牛肉刺し」です。



もう一つの名物が「原始よろず焼き」です。
「原始よろず焼き」ですか!
弊社で商標登録しいてる「原始炭火焼」にちなんで、肉を串に刺して囲炉裏で焼く「原始よろず焼き」を提供しております。



商標登録までされているのですね!すごいです!
昨今、肉を熟成させる店が多い印象ですが当店は冷凍も熟成もさせずフレッシュなお肉を提供しています。
圧倒的な差別化ですね!
お二人のご経歴が気になります!
飲食店で10年修行して29歳のときに独立しました。
会社は何年目なのでしょうか?
一番古い会社で今年で丸20周年になります。現在は東京で6店舗、沖縄県の石垣島に焼肉屋を1店舗、合計7店舗を運営しております。
上林様は竹松様とどのように出会われたのでしょうか?
別の飲食チェーンで働いていた頃から竹松の飲食店に個人的にご飯を食べに行っていたんですよ。それが20年前くらいですかね。そのご縁から竹松の会社に就職しました。
凄いご縁ですね!
グループが経営するお店の店長などを歴任した後に、それぞれの店舗を分社化させることになりまして、そのタイミングで取締役に就任しました。
取締役ですか!相当な努力と信頼がないと中々なれなそうなイメージです!
別軸で作った会社でも出店するチャンスがあったり、その会社でも実店舗の運営に携わったりと会社の成長と共に役職がついてきたイメージですね!
ホームページを拝見したのですがグループの中に6社も会社があるんですね!
店舗拡大、建築業や精肉業など他業種への参入に合わせて責任も増して行ってますね。今では半分くらいの会社は自分も取締役として入っています。
飲食だけではなく他業種に参入されたのはなぜですか?
東日本大震災の時に改めて飲食店って外的要因に弱いということを感じました。他の事業もやって行った方がいいなと感じて建築業と精肉業に参入しました。
危機感からリスクヘッジのために他業種参入に至ったのですね。勉強になります。貴社の企業理念を教えていただけますか?
強いてあげるなら飲食を通じて「人と人とを繋ぐ」会社ですね。飲食ビジネスって人と人との関わりが多いですし、色んな業種が繋がればそこで新たなビジネスが生まれたりするので、ご縁を繋ぐ担い手になっていきたいと思っています。
お二人の仕事へのこだわりはございますか?
どの仕事もお客様あっての仕事なので、お客様からお金をいただく以上「プロとしての仕事」をしていきたいと思っています。
仕事っていう大きい枠で言いますと「スピード感」ですかね。後は料理を作ったりメニューを考えたり社員との接し方に関して「丁寧さ」を重視しながら取り組んでおります。
飲食店をやっていて良かったことはありますか?
上林と出会った頃はお互い若かったのに今では神楽坂の厨房に当時のようにビシッと立っていて、なんか成長したなーと感じて嬉しくなりましたね。
なんだか感慨深いですね!ほっこりします!
うちの他のメンバーも顔つきが変わって行ったな、所作が大人になったな、と思うことがあります。それがお客様に還元されることにもなるのでスタッフの成長が本当に嬉しいです。
上林さんはいかがですか?
個人的に1人で何かするよりも人と何かを作り上げることが好きですし、接客に関してもお客さんと従業員という距離感ではなく人間同士でお話ができたりするので飲食業が大好きですね。食べ物と酒も好きなので天職だと思ってます(笑)自分の人生を豊かにしてくれる仕事ですね。
素敵です!貴社の今後の展望を教えてください。
肉よろずとしては、神楽坂の店舗を旗艦店として2/9に肉のECサイトをオープンしましたので、そちらも伸ばしていきたいですね。
ECショップ拝見させていただきました!需要かなりありそうな印象です!
肉の通販に関してはギフトに使えるECサイトとして確立させていきたいと思っております。パッケージも貰い手が嬉しくなるようなデザインを意識して作っています。
※ECサイトはこちらをタップ



確かにお歳暮とか誕生日とかギフト利用でもニーズありそうです!
後は5月のGW明けくらいには東京の三鷹にある既存店舗を改装して、そこに精肉店とお惣菜売り場を併設したレストランを作る予定です。
新しいですね!日本でまだやってるとこ無い気がします!
今度は炉端とか囲炉裏ではなくて竈を作って薪焼きの肉をやろうと思っているんですよ。街にある肉屋さんをオシャレにしたような売り場を併設しようとしています。
敢えて囲炉裏ではなく新しい挑戦をされるわけですね!貴社らしいです!
後は沖縄で焼肉屋さんをやっているので、肉よろずの焼肉バージョンはどこかのタイミングで出店したいと思っております。
今後が楽しみですね!最後に次世代の若者に何かメッセージをいただけないでしょうか。
飲食ビジネスは、お客様の笑顔だったり、スタッフや自分が成長していく過程を本当にダイレクトで見れる素敵な仕事だと思っています。外的要因に弱いビジネスだからと言って、やらないという選択を選んで欲しくないですね。独立・起業を目指している人にはぜひ夢を持って頑張って行ってほしいなと思います。
1年後、5年後、10年後の何か目標を作ってみてください。ただ生きていても面白くないと思いますので、何か目標を作って楽しみながら、がむしゃらに達成に向けて頑張って行ってほしいなと思います。
本日はご多用中のところ貴重なお時間を誠にありがとうございました。貴社の益々のご発展を心から祈っております。
