スタッフ全員女性!開業から2年目を迎える人気焼肉店の店主に密着!
工藤さま、本日は宜しくお願い申し上げます。
「割烹焼肉 花火」の工藤です。宜しくお願い致します。
まず初めに店名の由来をお伺いできますでしょうか。
暗いニュースばかりで世の中に、どんより感が漂っていたので少しでも明るくなる名前にしようと「割烹焼肉 花火」にしました。花火ってワクワクしますよね。そういう気持ちでお店に来てもらえたらなって思っています。
開業のきっかけを教えてください。
2020年に開業する予定でしたが、コロナが流行り出したので一旦延期しました。1年待ってみたものの「これはずっと待っていても開業できないな」と感じたので、思い切って2021年に開業しました。
開業されてからどれくらい経ちますか?
2021年の4月に開業しましたので2年目に突入しました。
コロナの影響はありましたか?
あったとは言えばあったし、なかったと言えばなかったです。オープンの翌月に「板橋タイムズ」というメディアに取材していただきまして、地域のお客様がたくさん来てくれたんです。
それは凄いですね!
時短営業の期間はランチもやっていたのですが毎日行列でした。ランチで当店を知ったお客様が夜にも来てくださることも多々ありました。
「割烹焼肉 花火」さんの名物、ウリを教えてください。
当店はキムチもタレもデザートまで全て手作りなんです。肉以外、外注しているものがありません。ぜひ自家製のキムチなどをご賞味いただきたいです。
土鍋ご飯が炊き上がるまで15分ほどかかるので、カウンターで七輪でお肉を焼いてお料理を楽しまれるお1人さまも多いです。
メニュー開発などは工藤様が行われているのでしょうか?
はい、私が行っております。
開業までのご経歴が気になります!
どういう経緯で飲食の世界に足を踏み入れられたのでしょうか?
新卒で入社した広島空港でグランドスタッフとして働いていました。ある時、焼肉チェーン店の会長さんからお誘いをいただき転職して新店舗立ち上げの業務を行ってきました。その後、東京に出て来てIT企業に就職して4年くらい働きました。
異色なご経歴ですね!
その後、独立したいなと思った時にITより経験豊富な飲食業界に挑戦しようと考えました。ジャンルはおばんざい屋にしようと思い1年間、渋谷の和食屋で修行しました。でも和食って仕込みがかなり大変なんですよ(笑)
ほう。
独立しても「1人でこれやるのは現実的に無理があるな」と感じました。なので、そこから消去法で経験と知見のある焼肉屋を開業しようと思い、入念な市場調査を経て開業しました。
これまでで一番大変だった時のエピソードなどがあれば教えてください。
人ですかね。社員を雇ってもすぐに退職されてしまうこともありました。1日立ちっぱなしですし、慣れてないと大変ですからね。求人媒体に掲載しても結局良いご縁がなく採用できなかった経験もあります。
逆に飲食店をやっていて嬉しかったことはなんですか?
つくづくお客様に助けられてきたなと実感します。コロナで時短になろうが『週1必ず来るって決めているから』と来店してくださる常連様が多いんです。当店がお客様の生活の一部になれていることが本当に嬉しいです。
お仕事のこだわりやポリシーなどはございますでしょうか?
変なものは出さないことですね。お肉って仕入れた時に開封してみないと状態が分からなかったりするんですね。なので今日のレバーちょっと微妙だなと思ったらもったいなくても賄いとかに回しています。自分が納得できないものは提供しません。
「割烹焼肉 花火」さんの今後の展望を教えてください。
この「割烹焼肉 花火」を5年でも10年でも長く続けていきたいと思っています。大山の焼肉と言ったら「割烹焼肉 花火」と認識してもらいたいです。
最後に若者に向けてメッセージをいただけますでしょうか。
一歩踏み出すためには「自分は成功する」という確信を強くしていかないといけないと思っています。確信を強くするために料理や接客の技術を磨く、市場調査する。今準備ができていなくても、いつか開業したいエリアが決まっているのであればエリアの世帯平均年収などの情報を収集してみるとか、努力を怠らないことですね。そこまでやれば確信に変わって「よし開業しよう!」となっていくと思います。
工藤さん、本日は貴重なお時間をありがとうございました!
ありがとうございました!