無料の飲食店インタビューメディア『PHOENIX(フェニックス)』掲載実績373件突破!

八べえ

さまざまなメディアに取り上げられる、鰻の名店「八べえ」さんにインタビューさせていただきました!

山崎さま、本日は宜しくお願い申し上げます。

「八べえ」の山崎です。宜しくお願い致します。

まず初めに店名の由来をお伺いできますでしょうか。

社長の父のあだ名から来ています。
父の名前が「はじめ」なのでハジを文字って「八」になったみたいです。笑
ただ、それだけだと少し物足りなかったので「八べえ」という名前になりました。

開業のきっかけを教えてください。

父は昔から飲食店をやりたいという気持ちがあったそうです。
元々、父は東京の木場で材木を組んで船で運ぶ「筏師」という仕事をしており筏を運んでいた場所が亀戸でした。お店を出す際に亀戸に出店したのはそのような理由からきています。

なるほど!!

当時は祖母が千葉県成田の鰻屋さんで働いていたこと、父は飲食の経験があまりなかったこともあり、祖母と父でお店をスタートしたのが始まりです。開業当初は鰻ともつ焼きのお店でした。

お父様の代からということですが、創業からどれくらいですか?

創業42年です!

長い歴史があるのですね!
コロナの影響はありましたか?

正直ほとんどありませんでした。
遠出出来ない分、少しでも良いものを食べようと考える方が多く来てくださいました。
また、テイクアウトや出前も並行して行っていたので影響は少なかったと思います。

コロナ前から出前やテイクアウトやられていたのですか?

昔から出前はやっていて、昔は自転車で配達していましたが現在はバイクで配達しています。デリバリーサービスは多数ありますが、手数料が高いので自社便の方がお客様も喜ばれますね。ただ、時代的に「menu」さんだけデリバリーとして利用させていただいています。

「八べえ」さんの名物、ウリを教えてください。

「青うなぎ」という鰻が一番の名物で、ブランド鰻ではないのですが、やわらかい皮と身と上品な味わいの身をもつのが特徴です。東京都内でも青うなぎを提供しているお店は5店舗ほどしかありません。

美味しそうです!

ウチは成田の鰻の焼き方なんですが、今はあまり使われていない五右衛門という蒸し方で蒸す製法を使って鰻を蒸しています。手間暇かけて丁寧に焼いているのも一つのウリですね!

メニュー開発は昔と今で変わりはありますか?

私が入ってから結構変わったものもあります。
父自身も、創作意欲があったので少し変わったメニューを考案したりしていました。

開業までのご経歴が気になります!
どういう経緯で飲食の世界に足を踏み入れられたのでしょうか?

高校時代や大学時代は色んな飲食店のアルバイトをしていました。就職活動の中に「八べえ」の2店舗目を出店するという話があり、父の意向から就職活動を辞めて家業に入ることになりました。
ただ、2店舗目の出店に関して、開業はして数年営業したのですが、上の住居からの水漏れ事故があり9ヶ月ほど休業をしたのが原因で雇用していた従業員達も離れていってしまったんですね…。再オープンもしたのですが人員不足で私は本店に戻り、今は店舗は貸しに出しております。苦笑

半強制で家業入りだったんですね。笑
元々、就職活動の際は何の仕事に就く予定だったんでしょうか?

本当は介護業界に進みたかったんです。
社会福祉士とか介護福祉士を取得して将来定にケアマネージャーになることが目標でした。

全然違う業界に進む予定だったんですね。笑
これまでで一番大変だった時のエピソードなどがあれば教えてください。

家業ですので手伝いなどはしていたものの、本格的に鰻をやったことはありませんでした。そんな中でいきなり家業に連れ戻されて、一から修行したのは大変でしたね。笑
鰻屋業界では「串打ち3年 裂き8年 焼きは一生」という言葉があるように、かなりの経験年数が必要な職業なため、それを短期間で数をこなし一人前になっていくのは本当に大変でした。

逆に飲食店をやっていて嬉しかったことはなんですか?

毎日が楽しいです!
鰻だって一匹一匹違いますし、焼き方や蒸し方、さばき方もちょっとずつ違うので飽きることもないですしね。笑

個体によってさばき方から焼き方まで変えているなんて、やはり職人技はすごいですね!!

あと、鰻って皆さん”鰻重”というイメージが強いと思うのですが、単純に考えると鰻は白身魚ですので、工夫一つで色んな料理に変えることが出来きてそういったところもやりがいを感じますし面白いですね!

お仕事のこだわりやポリシーなどはございますでしょうか?

こだわりは、自分が美味しそうと思うもの以外は提供しないことです。
ポリシーは自分が一番楽しむことですね!一緒に働く従業員さんもその方が楽しく仕事ができると思っていますし、お客様も気持ちよく食事を楽しんで頂けると考えております。

「八べえ」さんの今後の展望を教えてください。

10月に店舗改装があるんですが、それが終わったらEC事業ので(通販)を始めよう考えております。
ウチの出前のシステムを作ってくれた方にお願いをして、HP作成とオンラインショップの作成を全部やってもらうので、ECも伸ばしていきたいですね。

老舗鰻屋さんでECは珍しいのでは?

そうかもしれないです!
あとは、「鰻×タクシー」の”うなタク”というものに加盟しておりまして、大栄交通さんとコラボをして都内の各名店の鰻をタクシーで配達してくれるサービスなんですが、手数料は掛からず、商品料金と送料のみで自宅で鰻が食べられる面白いサービスになっております!

初めて聞きました。確かに面白いサービスですね!

でもやはり鰻は焼きたてが一番美味しいので、ぜひ焼き立てをお店に食べに来ていただきたいですね!笑

最後に若者に向けてメッセージをいただけますでしょうか。

「人生死ぬ気で楽しんだ方がいいですよ」と伝えたいですね!その方が絶対に楽しんで過ごせますし、死ぬ気で楽しめばなんでも楽しいと思いますので!
あとはポジティブに考えることも大事で、負のほうにいかないでなんでもポジティブに変換することです!

山崎さん、本日は貴重なお時間をありがとうございました!

ありがとうございました!

■店舗情報
・店舗名
 八べえ

・所在地
 〒136-0071 東京都江東区亀戸3丁目2−8 斉魯ビル 101

・営業時間
【火~土】11:30~15:00 17:00~21:00(L.O 20:00)
【日・祝】11:30~21:00(L.O 20:00)
 ブランド鰻及び天然うなぎのラストオーダーは19:30

・定休日
 月曜(月に一度連休あり)

電話番号
 03ー3682ー7327

・食べログ
 https://tabelog.com/tokyo/A1312/A131202/13056800/

・インスタグラム
 https://www.instagram.com/HACHIBEE_UNAGI_KAMEIDO/

・Googleマップ
 nhttps://goo.gl/maps/zhnyw11eVGuL6f1N6

>飲食店インタビューメディア|PHOENIX

飲食店インタビューメディア|PHOENIX

当サイトの運営は株式会社セカルクが行っております。掲載のご希望はお問い合わせからお気軽にご連絡くださいませ。