美容室と飲食店を同時経営するオーナー様にインタビュー!コロナ禍をチャンスに変えた秘訣とは!?
野田さま、本日は宜しくお願い申し上げます。
「ROUGH CAFE and DINING BAR」の野田裕樹です。宜しくお願い致します。
まず初めに店名の由来をお伺いできますでしょうか。
ラフにいろんなことをやっていこうという意味でつけました!あまり肩肘張らずにラフにお客さんとお店を盛り上げれたらなと思ったことが由来です!
美容室を経営しているということですが、並行して飲食店を開業しようと思ったきっかけを教えてください。
飲食店を開業することで美容室以外でのもっといろんな方々とのつながりが持てたらなと思い開業することになりました。美容室だと一人担当できる人数が限られていますが、飲食店だともっといろんな方々を、料理やスイーツを通して喜ばすことができると思ったんです!そんな空間を作りたかったというのがきっかけですかね。
なるほど。確かにメンズ専門美容室ですと、お客さんとして来るのは全員男性に限られている一方、飲食店ですと、老若男女問わずにお客さんとして利用できますからね。
そんな素敵なお店を開業されたのはいつ頃でしょうか?
2年前ですね。ちょうどコロナが来る前あたりでした。
やはりコロナの影響はありましたか?
なかなかの逆風でしたね。
スタッフは多くいるけど、お客さんが来ないという状況でした。
それは厳しいですね。。。
ただ、ROUGHのコンセプトとして食のセレクトショップというのがあるのですが、やっぱりコロナの影響で県外に人が出れなくなった時に、県外のものを楽しんでいただきたいという思いで、コロナの影響に遭っていた飲食店と提携してROUGHでその商品を出すという取り組みもしております。
コロナを逆手に取るというか、ピンチをチャンスに変えた感じです!
コロナ蔓延開始と被っていたのに関わらず、コロナ渦を逆に利用したような戦略で乗り切ったということですね。
他県の店舗と提携して料理を提供していたということなのですが、「ROUGH CAFE and DINING BAR」さんの名物、ウリを教えてください。
県外の飲食店と提携して出したものもウリですが、自社で言いますと『そびえ立つロコモコ』ですかね!かなりボリューミーで高さもあるのでお客さん達にそう呼ばれています!7割くらいのお客さんに頼んでいただいております。
他にもスイーツや一品料理、全て一から手作りなのでそこもウリですね!
確かに写真でも伝わって来るほどボリュームも高さもありますね!メニュー開発などは野田様が行われているのでしょうか?
いえ!スタッフが行っています。新作を僕のところに持ってきてもらい、それを形にすることが多いです。
ただ、お客さんの声が大事だと思っているので未発表の新作なんかはお客さんに出して味の感想だったりを見てもらっていますね。ほとんどの新作がうまくいっています!
すごくユニークですね。確かに実際にお客様の口から評価をいただいた方が、料理の味や見た目の質やメニューの質の向上にも繋がりそうですね。
そんな野田様の開業までのご経歴が気になります!
どういう経緯で飲食の世界に足を踏み入れられたのでしょうか?
僕は理容師なので美容室で髪を切っているお客さんと話すときに、この後どこに行くのかと聞いたら、多くのお客さんが飲みに行くよ!とか昼飯食べ行くよなんておっしゃるんです。それだったら隣に飲み食いできるお店があればいいじゃないかと思い、そのような場所を自分達で作ったのがきっかけです。
実際に美容室という環境の中でお客様と会話し、お客様のニーズに応えられるアイディアを思いついたということですね。
美容室のオーナーとして新しく飲食店を開業されたということですが、これまでで一番大変だった時のエピソードなどがあれば教えてください。
やはりコロナですかね。ただ、ROUGHは立ち上げ当初から飲食店経営の未経験の人達で始めたので、飲食の”いろは”というのが分からず当初は大変でした。全てが初めてのオンパレードでしたが、みんなでラフに文化祭みたいなノリで一からやっていこうと足踏みを揃えて頑張った結果、今のお店を作り上げることが出しました。
なるほど。では逆に飲食店をやっていて嬉しかったことはなんですか?
スタッフの成長ですかね。それこそゼロからのスタートだったので、他の店と比べてスタッフの成長率は自信をもって一番じゃないかと思っています!スタッフの成長はお客さんの評価にも直結しますからね!だからこそスタッフの成長していく姿を見れることは一番嬉しいことですね。
飲食経験のないからこその喜びや困難だったということですね。
お仕事のこだわりやポリシーなどはございますでしょうか?
これはよくスタッフに言っているのですが、ゆるくカッコよくですかね。仕事仕事と言って仕事しすぎるのもダサいし、遊びや自分のやりたいことを充実させた上で仕事も頑張ってほしいと思ってます。
もちろんメリハリは大事なんですが、そういう遊びや好きなことから得られる経験がカフェの運営にも活きてくると思っています。
店名のラフに当てはまるポリシーがスタッフ含め全員に共有されているんですね。「ROUGH CAFE and DINING BAR」さんの今後の展望を教えてください。
ROUGHは現在カフェとバーが分かれているのですが、そこをもっと明確に分けて広げていきたいと考えております。スタッフ同士のやりたいことの違いや向き不向きもあって、その向き不向きなども店舗を広げることによってより専門的な業種で店舗展開をしていくことによって、一人ひとりのスタッフがより楽しんで仕事ができると思っております。
スタッフには100パーセントやりたいことをやらせてあげたいんです!!
スタッフのことを第一に考えていらっしゃるからこその挑戦があるということですね。最後に若者に向けてメッセージをいただけますでしょうか。
やりたいことがあるならとりあえず行動しようぜっていうことですかね!
店名やポリシーに沿った素晴らしい一言ですね。
野田様、本日は貴重なお時間をありがとうございました!
ありがとうございました!