代官山の大人気イタリアンの経営者にインタビュー
小谷野さん、本日は宜しくお願い申し上げます。
「サリーヒルズ」の小谷野です。宜しくお願い申し上げます。
サリーヒルズさんの店名の由来を教えてください。
元々このお店がコーヒー等を提供する「サリーヒルズカフェ」というカフェだったんですよ。オーストラリアのシドニーにサリーヒルズというお洒落なエリアがあるのですが前の店主がそこから名前をつけられたそうです。

素敵ですね。前のお店の名前を引き継がれたんですね!
私がこのテナントに入るときにオーナーさんの思いが素敵だったのでサリーヒルズからカフェというキーワードを抜いて使わせてもらっています。
そうだったんですね。開業されたのはいつ頃でしょうか?
2015年の4月です。
開業までのご経歴が気になります!どういう経緯で飲食で働くことになったのでしょうか?
もともと美容師だったのですが飲食業界に興味が出てきて退職してから色々なイタリアンを点々と渡り歩いてきました。
美容師から飲食ですか!!すごいチャレンジですね!
あるとき友達から代官山で飲食店を閉めようとしているオーナーがいると話を聞きサリーヒルズカフェと繋がりました。雇われでお店に関わっていたのですが、1ヶ月目くらいにオーナーから提案があり、お店を引き継ぐことになりました。
買い取られた形なのでしょうか?また独立願望はあったのですか?
はい、買い取った形になります。独立願望とかはなかったのですが、サリーヒルズカフェとの出会いの影響が大きかったですね。
コロナの影響はありましたか?
なくはないですけど大打撃というほどではなかったです。
コロナを乗り越えるために意識されたことはありますか?
もともと常連様が多いお店なのですが、コロナの影響で一見のお客様の来店が大幅に減った時があったんですよ。そのときに普段からお店を支えてくれている常連様と、さらに距離を近づけようと努力しましたね。

「サリーヒルズ」さんの名物、ウリを教えてください。
結構、お魚を使った料理が多いので「旬のお魚を使った前菜」ですね。後は通年、良く注文いただけるのが「しらすを使ったモナカ」です。


メニュー考案などは小谷野様が行われているのでしょうか?
はい、そうです。
これまでで一番大変だった時はいつでしょうか?
やはりコロナの感染が拡大し始めた2020年の2月3月4月5月あたりが一番大変でしたね。
飲食店をやっていて嬉しかったことはなんですか?
美味しいと評価してくださったり、喜んでくださったり、そういうお客さんの反応がダイレクトに見えるっていうのは凄く飲食店をやっていて面白いなと思えるポイントです。開業してから7年経つのですが、お客さんと一緒に成長していってるなと思うと感慨深い気持ちになりますね。デートで使ってくれてその方達が結婚されて、子供が生まれて、、、お客様の成長や人生にこの飲食を通して携われるところも嬉しい部分です。
お仕事のこだわりやポリシーなどはございますか?
気遣いだったり、お客様が今何を欲しているのか察するだったり、極力お客様のために行動するということを心がけています。
「サリーヒルズ」さんの今後の展望を教えてください。
他店舗展開をしていきたいなと思っています。業態にはこだわっていなくて、物件次第では今年2店舗目をオープンできたらいいなと考えております。
最後に若者にメッセージをお願いいたします。
このコロナ下でも凄い感じることなんですけど、何か一個ちょっとしたチャンスがあったときに一歩踏み出せるかどうかが大事だと思っています。かくいう私もコロナが始まった頃に、他店舗展開に向けて一個契約してもいいかなと思う魅力的な物件があったのですが、その時スタッフが足りないという理由で見送ったんですね。でも今となっては凄く後悔していて(苦笑)。勇気を持って一歩踏み出したら勝手にやらざるを得ない状況になるので必死になると思いますし、何かチャンスがちょっとでもあるって思ったら動くべきだと私は思います。
小谷野さん、本日は貴重なお時間をありがとうございました!
ありがとうございました!当店はスタッフを随時募集しております。ご興味ございましたらお気軽にご連絡くださいませ。
