1杯のスープカレーを通じて、世界中の人々を幸せに。
スープカレーの名店「シャンティ」さんにインタビュー!!
植村さま、本日は宜しくお願い申し上げます。
「スープカレーシャンティ」の植村です。宜しくお願い致します。
まず初めに店名の由来をお伺いできますでしょうか。
シャンティとはサンスクリット語で「平和」と「静粛」という意味なんですね。
社会的外面的「平和」から、内面的な「平穏」、「寂静」という意味もあります。弊社のパーパスにも通じておりますが、スープカレーの提供を通じて平和や幸せの輪を広げていきたいと考えシャンティという名前にしました。
開業のきっかけを教えてください。
元々、カレー屋さんや蕎麦屋さんやラーメン屋さんなどを行ってみたいと考えているときに、知人から「北海道にスープカレーという美味しい商材があるよ」と言われ興味を持ったのがきっかけです。
なるほど。
北海道にも行って色んなスープカレーを食べ歩いている中で、「スープカレーって美味しいな」と、回数を重ねるごとにスープカレーの美味しさにハマり、スープカレーのお店を展開していこうと決めました。
たくさんある中でシャンティさんを選んだ理由などもあるのですか?
シンプルにシャンティのカレーが一番美味しかったからです。
そこから店主と話をして、東京で「スープカレーシャンティ」を始めました。
北海道から植村さんがシャンティというブランドを持ってきたんですね!
そうでうすね!
東京でシャンティを店舗展開したのは私で、北海道以下の権利は全て私が持っております。
開業されたのはいつ頃でしょうか?
2003年11月です。東京に進出して18周年を迎えた所です!
シャンティは関東では2番目に札幌から進出したスープカレー店になります!
コロナの影響はありましたか?
大打撃を受けましたね。。。
コロナ禍を経て、外食から中食、デリバリーと、人々の食のスタイルが変化したと感じております。今までは店を開けていればお客様が入りましたが、今後は時代の変化、人々の食のスタイルに併せて我々も変化をしていく必要があると感じています。
おっしゃる通りだと思います。
弊社もInstagramなどでお店の発信をしながら、ネット上での新たなコミュニケーションや今回の取材も含め、新たな出会いがあればと思ってやっております。
デリバリーなどはコロナが流行ってから始められたのですか?
そうですね。
Ubereatsなどは始まった時からやっているのですが、他の通販サイトなどはコロナが流行り始めてからスタートさせました。
「スープカレーシャンティ」さんの名物、ウリを教えてください。
当店の名物は「チキンと野菜のスープカレー」です。
ウチのスープカレーは、インド料理やネパール料理をベースに札幌で改良に改良を重ねて誕生したスープカレーでして、味にはとても自信があります!
ヘルシーなスープに、スプーンだけで身がほぐれる柔らかチキン、野菜もたくさん取れます!!3回食べるとハマりますので、先ずは黙って3回食べていただきたいです!笑
とても美味しそうです!!
今後は季節によって新商品を出していこうと考えておりますので、季節ごとに足を運んでいただきたいですね!
メニューなどは札幌の本店のものを引き継いでいるのですか?
スープは札幌で開発されたものですが、札幌の本店と関東のシャンティではメニューは違います。
関東のメニュー開発は植村様が全て行われたのですか?
自分含めて社員やスタッフと試食を重ねて作りました。
新メニューは、シャンティのスタッフやお客様アンケートなどを取って考案しています。
今年4,5月限定メニューで「春のポトフカレー」、8,9月限定メニューで「トロッ!うまっ!チャーシューと彩り野菜のスープカレー」を提供しておりました。
開業までのご経歴が気になります!
どういう経緯で飲食の世界に足を踏み入れられたのでしょうか?
私自身は飲食業を始める前は金融の仕事をしていましたが、もともと食が好きだったこと、日銭を稼げる商売をしてみたかったこと、お客様に喜ばれる仕事がしたかったこともあり飲食店を始めました。
金融関係のお仕事をされていたのですね!
はい。
飲食業は直接お客様の笑顔を見れることやその場で対価としてお金をいただけることが一番感じられる職業だと思いましたし、良くも悪くもその場でお客様の反応を得られる飲食業に興味を持ちました。
これまでで一番大変だった時のエピソードなどがあれば教えてください。
コロナも大変でしたが、3.11の大震災もかなり大変でした。
当時は、会社の存続に関わるようなところまで業績が落ちてしまったので本当に大変でした。
コロナより大変とは。。。
ただ、そこから起死回生しまして、またコロナが来てしまいましたが、ここも乗り越えていければ会社として強くなれるのかなと考えております
お客様にこのスープカレーを提供し続けられるように頑張っていきたいですね!
逆に飲食店をやっていて嬉しかったことはなんですか?
やはり、お客様に喜んでいただけることですね。
3回食べるとハマると言われるスープカレーですが、何年も通ってくださっているお客様も多数いらっしゃるのは本当に嬉しいですね!
お仕事のこだわりやポリシーなどはございますでしょうか?
とにかく美味しいカレーを作り続けることですかね。
あとは、飲食店経営においてお客様の声はとても大切だと考えていますので、お客様アンケートでマイナスなご意見や改善点も頂いて、それを社内で練って改善していくことを常に意識しております。
18年間愛され続ける理由はそういったお客様第一の考えにあるかもしれませんね。
またスタッフには、「お客様のありがとうの数が売上に比例する」と常に話しております。
1人でも多くのお客様から”ありがとう”をいただくために、お客様からの貴重なご意見を大切にしております
「スープカレーシャンティ」さんの今後の展望を教えてください。
まずは、コロナ禍で下がった売上を元に戻すことですね。
そして弊社には「1杯のスープカレーを通じて、世界中の人々を幸せにする」というパーパスがありますので、その目的を実現すべく、一人でも多くのお客様にシャンティのカレーを食べていただき、一人でも多くの方の笑顔を作りたいと思います。
素敵な展望です。
今は店舗展開だけでたくさんのお客様に来ていただける時代でもないと思いますので、他の媒体なども使いながら模索していければと思っております。
最後に若者に向けてメッセージをいただけますでしょうか。
飲食業は3Kと言われている様に、若い方々には飲食店は「汚い」「きつい」「危険」というイメージがあるかもしれません。
しかし、衣食住という言葉があるように、飲食は人類の生活と切っても切れない関係で、お客様はこの地球上の人々全てなので、可能性は無限大だと思っております。
うんうん。
また、シャンティは雇用形態や年齢に関係なく、やる気のあるスタッフはどんどん挑戦できる環境ですので、興味を持っていただけた方は是非気軽にお声がけいただきたいです!
植村さん、本日は貴重なお時間をありがとうございました!
ありがとうございました!