井村さま、本日は宜しくお願い申し上げます。
「”泊まれる”居酒屋imura」の井村です。宜しくお願い致します。
まず初めに店名の由来をお伺いできますでしょうか。
名前を店名にしています。オーナーが姉の井村真菜、わたしが井村亮太と申します。1階が居酒屋で、2階が民泊をやってるので、泊まれる居酒屋というコンセプトで営業してます。
開業のきっかけを教えてください。
祖母の代〜父の代に引き続いておりまして私達兄弟で3代目になります。ずっと飲食店で働いてきたので、個人的に1次産業の大切さを身近に感じる業態ですので、一次産業と共に発展させていきたい、次世代に残る高収益な飲食店を作りたい、という思いでお店を営業してます。
コロナの影響はありましたか?
もろに影響を受けました。当店は大人数のお客様を相手にする業態だったので影響も大きかったです。
「”泊まれる”居酒屋imura」さんが差別化を図っているポイントなどございますか?
コンセプトである、 泊まって食べられる居酒屋は、 他にないお強みだと自負してお ります。分かりやすい専門店よりのメニューが今はないので手打ちそばを準備が出来次第お店のメイン料理として始めようと思っています。
開業までのご経歴が気になります!
どういう経緯で飲食の世界に足を踏み入れられたのでしょうか?
子供の時に父の手伝いをしていたのがきっかけですね。高校生になってからアルバイトで飲食店に勤めたり、社会人でラーメン屋に就職したり、いっとき飲食から離れたこともあったんですけど、ほとんど飲食業界に身を置いてきました。
これまでで一番大変だった時のエピソードなどがあれば教えてください。
やはりコロナの時期に毎日本当に苦労したっていう感じですね。アルコールを提供できなかったのが1番ダメージ大きかったです。
やはりコロナの時が飲食店さんが1番大打撃でしたよね(汗)
うちは家族経営なのでコロナの時も従業員に退職してもらうとか、給与が払えないなんてことはありませんでしたが…仲間である仕入れ業者さんは違いました。
飲食店に食材を卸す業者さんも打撃を受けていたんですもんね(汗)
何とかコロナ過を皆で乗り越えようと思い、時短営業で国から協力金が出たのでそれを仕入れの食材に使い、経済が回ればいいなと思い、ラーメンの修行経験を活かし、業者さんから仕入れ、お客さんに最大限喜んでもらおうと「0円ラーメン」と言う形で企画を打ちました。
素晴らしい取り組みですね。飲食店をやっていて嬉しかったことはなんですか?
やっぱりシンプルに美味しいですって言ってもらえるのは一番嬉しいですかね。仕込み時間とかも結構かかる割には薄利な商売ですので、やっぱり対価だけじゃない部分で、喜びを感じれるとやりがいを感じれます。
「”泊まれる”居酒屋imura」さんの今後の展望を教えてください。
締めに手打ちそばが食べれる居酒屋みたいなコンセプトを作りつつ、そばに合うメニューも開発しています。戦略通りにお店が人気になってくれたらいいなと思っています。
最後に若者に向けてメッセージをいただけますでしょうか。
正直うちはまだそんな人に語れるほどの段階ではないのであれですけど、一般企業に負けないくらい給料も出せるような業態を飲食で作らないといけないなと思っています。飲食業は本当に薄利な商売なので最初は低コストでやるのがいいのかなと思います。ラーメン屋さんのように単一のメニューで集客ができるような飲食店から始めた方が最悪の場合でもやり直せたりとか、回復が早いのかなと思います。
本日は貴重なお時間をありがとうございました!
こちらこそありがとうございました!