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新仙

香港で4年連続ミシュランを獲得した、「牛腩(ぎゅうなん)」がウリの『新仙』さんにインタビュー!

青山さん、本日は宜しくお願い申し上げます。

「新仙」の青山です。宜しくお願い致します。

まず初めに店名の由来をお伺いできますでしょうか。

前提として、このお店は60年前に香港で出来たお店なんですね。
本来を意味は「新鮮」という意味ですが、あまりにもダイレクトな名前になってしまうので「新仙」と名付けました。

開業のきっかけを教えてください。

「新仙」は元々香港で60年間牛肉の煮込み料理を専門でやってきたお店なんですね。
2019年に香港のとある資本家が「新仙」のブランドごと買収して、その後中国に20店舗ほど展開しておりました。

なるほど。

私は元々アパレル系の仕事を香港でしておりまして、今まで飲食業をしたことがありませんでした。ただ、その資本家のオーナーさんとアパレル関係の仕事で知り合ってから親しい関係だったことと、香港で「新仙」の料理を食べたときに感動したので、「是非日本でやりたいな」と思いオーナーさんと契約して日本で「新仙」を開業しました。

そういう経緯があったのですね。
香港で長い歴史があるとのことですが、日本では開業されてどのくらい経つのですか?

香港での歴史は長いのですが、日本では2022年の3月にオープンしたばかりです。

日本での「新仙」さんの評判はどうですか?

新店舗にしては成功しているように感じています。
有難いことに先月も来客数が2500名を超えており、1日平均80名のお客様が足を運んでくれております。

それはすごいですね!
スタートから順調に行っている要因として思どのようなことが考えられますか?

一つは本場香港で4年連続でミシュランを獲得していることが大きいと思いますし、駅からのアクセスも良いのでそういったところも影響していると思います。
また、日本では食べたことのない新しい牛肉料理だと思いますので、様々な要因で集客が伸びていると感じております。

「新仙」さんの名物、ウリを教えてください。

「牛腩(ぎゅうなん)」というメニューが当店の1番の看板メニューです!
牛カルビを10時間以上煮込んで作るメニューでして、味付けは『塩、マーラー、カレー、醤油』の4種類があります。

全部美味しそうですね!
一品料理なども出されているのですか?

はい。出してます。
その中でも人気なのが、パンダ饅頭やシウマイ、小籠包など飲茶系の料理がよく出ます。
意外なのですがお客様のデータを見ると75%以上が若い女性の方なので、そういった女性をターゲットにした飲茶系の料理などは種類を豊富に取り揃えております。

メニューなどは香港にある本店と同じものなんですか?

「牛腩(ぎゅうなん)」など変わらないメニューももちろんありますが、本場の味は日本の方の口に合わないこともあるので、日本の方に合った新メニューを考案しております。タピオカなどは香港に無いメニューなので日本仕様です。

新メニューの開発などは青山さんが考えているのですか?

私が中心となりスタッフと相談したり、お客様にアンケートを取って決めたりすることが多いですね。

開業までのご経歴が気になります!
アパレル業界からどういう経緯で飲食の世界に足を踏み入れられたのでしょうか?

元々はアパレル会社の会社員だったのですが、私は旅行が好きなのでアパレルを退職し、旅行会社を立ち上げました。しかし、シーズンの問題で売り上げが安定しないことが難点でした。
そのような経験もあったので、飲食の経験は一度も無いものの私自身食べることが好きなこともあり、人の生活に欠かせない「食」を仕事にしようと決めました。

これまでで一番大変だった時のエピソードなどがあれば教えてください。

大変だったこととは少し違うかもしれませんが、飲食事業は思ったよりも利益を出すことが難しいと思いましたね。
旅行業と比べると飲食業は利益率が低いので、お店は繁盛していても手元にお金があまり残らない時もあり、自分で想像していたよりも飲食業は難しいのだなと思いました。

逆に飲食店をやっていて嬉しかったことはなんですか?

リピートしてくれるお客様が増えてくれたことが嬉しいですね。
週に3回~4回来てくださる方もいまして、そういった常連さんがお友達を連れてきてくれて、次はお友達が常連さんになってくれたり、人が人を呼んでくれるのはとても嬉しいです!

お仕事のこだわりやポリシーなどはございますでしょうか?

ミシュランの看板を背負っている以上は、”味”に責任を持ち常に最高のものを提供することを心がけております。
「ミシュランてこんなものか」と思われないようにしないといけないので、サービス、味、接客、全てにおいて満足していただけるお店としてお客様にはご来店いただきたいです。

確かに責任重大ですね。

もう一つはコスパですね。
一等地に出店して、さらにミシュランに認められている味をランチは1000円から食べられるので、お客様の満足度は高いかと思います。
また、ディナーも1人1500円から食べれますので、安くて美味しいものを提供することはポリシーの一つですね。

そんな安いんですか!?
それはお得感がありますね!

あとは「牛腩(ぎゅうなん)」という牛肉の食べ方がまだまだ日本では馴染みがないと思いますので、新しい牛肉料理の形を浸透させるためにもコスパよく美味しく提供させていただいております。

「新仙」さんの今後の展望を教えてください。

まず新宿の店舗をしっかりと皆さんに知ってもらい、その上で安くて美味しい「新仙」を全国の皆さんに知っていただくために、ゆくゆくは全国の主要都市にFC展開をしていければと考えております。

なるほど。

これも香港の「新仙」と同じ考え方で、いろんなとことにFC展開をするのではなく、人がたくさん集まる主要都市に「牛腩(ぎゅうなん)」という食文化を広げていきたいと考えております。

最後に若者に向けてメッセージをいただけますでしょうか。

正直、ビジネスを作ることは大変なことなんです。
大変なことなのですが、その中で自分の決めた方向性をぶらすことなく進み続けることが大事だと思います。
そして最近の若い方には「欲」をもっと持っていただき、自分の欲を叶えるための方法を探り続ける力を持って欲しいですね。

青山さん、本日は貴重なお時間をありがとうございました!

ありがとうございました! 

■店舗情報
・店舗名
 新仙

・所在地
 〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1丁目16−1 新宿Ex2ビル 2階

・アクセス
 JR「新宿駅」東口より徒歩3分/歌舞伎町方面にございます。

・営業時間
 11:00~23:00(LO22:30)

・定休日
 無し

電話番号
 03ー5155ー5688

・食べログ
 https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13268665/

・インスタグラム
 https://www.instagram.com/shinsenshinnjyuku/

・Googleマップ
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