森さま、本日は宜しくお願い申し上げます。
「呼炉凪来」の森です。宜しくお願い致します。
まず初めに店名の由来をお伺いできますでしょうか。
コロナに負けたくないという思いで付けました。
コロナに飲食業がすごくいじられている訳じゃないですか、時短営業とか苦しい思いをしたので、逆に利用してやろうかなと思って!(笑)
緊急事態宣言とか凄く厳しい中でお店をやっていてストレス溜まってたっていうのもあるかもしれませんね(笑)
思い切って最初はコロナコロスぐらいにしようと思ってたんですけど、さすがに強烈すぎるので今の名前になりました。
開業のきっかけを教えてください!
僕らの会社としては面白いことをしたい、他がやってないことをやりたいという気持ちがあって。
まず覚えてもらいやすいし、コロナっていう名前の面白いお店があるよって話題になったらいいなと思って開業しました。
開業されたのはいつ頃でしょうか?
今年(2022年)の2月にオープンしました。
オープンキッチンみたいなものがお店の中央にあるんですけど、それを囲んで食べる感じです。
うちはお通しがなくて500円でおでんが食べ放題です。
凄く気合の入った名前のお店ですが、そんなお店もコロナの影響はありましたか?
そうですね
7月の初旬から増えてきたので、団体様が来なくなりましたね。
減少傾向にはありますが、でもそこまで落ちてないかなと思います。
そもそもおでんというものをメインで売っているので、夏場はどうしても売り上げは落ちちゃいますよね。
特に今年は暑かったじゃないですか、30度超えた日はおでんを食べたいという気持ちになかなかならないと思うので(笑)
なのでコロナの影響もありますけど、しょうがないところなのかなと。
「呼炉凪来」さんの名物、ウリを教えてください!
おでんの中で何か特別なことは無いのですが、しっかり味にはこだわってはいます。
でも何十年も営業されてる、老舗のおでん屋さんに味で勝てるかと言ったらそうではないので、僕たちはそこじゃないんです。
あっ、美味しくないってことじゃないですよ(笑)
さっきも言ったように手法とか食べ放題であったりとか、映えるといったようなそういう楽しみを感じてもらうことをウリにしています!
メニュー開発などは森様が行われているのでしょうか?
メニュー開発に関しては料理長と相談して作っています。
業態は会社で決めて、試食会などを開いて決めていく感じです。
元々は大学のサークルみたいなところから会社になったという経緯があるので、何も知らないところから料理長になった人もいます。
だからミシュラン並みの料理を作れと言われたらできないけど、人の目につくものであったり、楽しさってものは提供できる自信はありますね。
開業までのご経歴が気になります!
どういう経緯で飲食の世界に足を踏み入れられたのでしょうか?
元々僕は大学生の時に飲食関係の仕事をやっていました。
それで代表とサークルで仲良くて、いつか飲食やりたいねなんて話しをしてたのですが、僕はまず社会を知ったほうがいいなと思って、とある有名なPR会社に卒業後就職をしたんです。
社会人経験も必要と言うことで就職したけれども、開業できるチャンスがって、そんな時に大学時代の仲間と今の会社を立ち上げたんです。
まあ僕たちは飲食をやりたくてやったというよりか、飲食しかできなかったっていうのもあるんですけど(笑)
本当に何もわからないところからのスタートではあったのですが、大学時代の経験から売り上げを作る能力はあると思ったので、最低限できるかなってことで飲食にしました。
大学のサークルからここまで発展するなんて素晴らしいですね!
本当の本当に0→1を作り上げたのですね?
そうですね。
とにかく仲間でみんなで稼ぎたいという思いが強かったですね。
若くて目標をもって頑張ってるやつはかっこいいなと思っていたので、そういう人間がいるグループを作りたかったんです。
実際に独立して社長になる人間が増えているので、そういうのをどんどん増やしていきたいですね。
自社だけで情報を回しててもしょうがないので、そうやって独立をしてみんなで広がっていくとまたそこで何か得られるものもあるのかなと。
これまでで一番大変だった時のエピソードなどがあれば教えてください。
大変だったのは立ち上げの時ですね、ホールキッチンやる人間がほぼいなかったんですよ。料理も接客もわからないところから始めたので、メニューもぱくりで。
おしぼりだすとかメニュー説明とかそういうやり方すらわからなくて。
自分は卒業後他の業種の会社だったので畑も違いますし、とにかく手探りでした。
店舗に一か月泊まり込みしたこともありました。
料理も常に変えたり、お酒の作り方もわからないのでそれも一から覚えたり、
更には経営も仕方もわからないので本当に大変でした。
今だから言えるけどよくあれで回ったなと思います(笑)
逆に飲食店をやっていて嬉しかったことはなんですか?
人生楽しいなと思いますね。
毎年毎年やってて楽しいんですよ、そこは本当に感じてて。
社員なってくれる子の目標を聞けるのも嬉しいし、
5年前は何もできなかった子がお店出しますってこともあるので、そういう姿を見ると嬉しいですね。
もちろんお客さんの笑顔とかそういう部分もあるとは思うんですけど、まず身近にいる人たちが幸せを感じれる環境じゃないと、お客様を幸せになんかできないと思うので。
大変なこともあるけどそれを踏まえて楽しいです。
仲間と笑顔でいれることは幸せです。
お仕事のこだわりやポリシーなどはございますでしょうか?
絶対に負けたくないという気持ちでやってます。
さっき0→1というお話もあったんですけど、それは僕の中で当たり前で。
何もないところからでもやってやるぞ!と、負けたくないの一新でやってますね。
あとは一番根底にあるのは楽しいかどうかですね。
ノリと勢いって大事だと思っていて、大人になればなるほど腰が重くなるので、まずは一回やってみる精神で挑みます。
壁にぶつかったらその時に考えたらいいという思いでやってます。壊すのか超えるのか。
僕たちは大企業と比べれば人数は少ないんですけど、その分フットワークは軽いのでとりあえずやってみればいいという気持ちでいます。
コロナギライという名前も最初はやめろという声はあったのですが、結果やってみてよかったし、ダメだったらそれはそれでやめればいいだけの話なので!(笑)
こんな感じで、仕事に対する意識はなるべく新しいものとか人がやってことないこととかを取り入れるようにしてますね。
「呼炉凪来」さんの今後の展望を教えてください。
年商100億ですね。
これはいけると思っているので!
いつかって言われるとあれなんですけど(笑)
コロナがなければそういう時期とかを読めたのですが、、、
あとは社長100人を輩出するってところです。
会社にいてくれる人達の年収をどんどんあげていって、飲食は誰でもできる仕事というレッテルを払拭したいですね。
うちの会社に入ったら凄いねと言われるようにしたいんですよ。
1人1人がただ仕事をしているんじゃなくて、会社にいる意味を作りたいです。
最後に若者に向けてメッセージをいただけますでしょうか。
とりあえず何でも考える前にやってみろじゃないですか!
めっちゃ大事なので!!
森さん、本日は貴重なお時間をありがとうございました!
ありがとうございました!