青森の魅力を全国!いや、世界へ!青森の郷土料理を提供する居酒屋のオーナー様にインタビュー!
新山さま、本日は宜しくお願い申し上げます。
「海鮮居酒屋 津軽海峡を渡ってきた男 あきら」の新山です。宜しくお願い致します。

まず初めに店名の由来をお伺いできますでしょうか。
店名はかなり悩みましたね。あまりにも思いつかなかったので、私が以前勤めていた居酒屋のオーナーに相談したんです。私は青森出身で”あきら”は札幌にあるのですが、そのオーナーのアイディアで「津軽海峡を渡ってきた男」がとても面白く気に入ってつけたのが由来です!
いつまでも記憶に残りそうなユーモアのある名前ですね!
開業のきっかけを教えてください。
以前働いていた居酒屋が7店舗あったのですが、のれん分けという形で社員に経営を渡すようになり、私が元々いた店舗の店長が社長になったんです。そこで私は目の前でチャレンジしている人を見て自分も挑戦してみようと思ったのがきっかけです!
なるほど。周りの挑戦する人に感化されたということですね。
開業されたのはいつ頃でしょうか?
2年前になります。5年ほど前から自分のお店を持ちたいと思っていまして、それまでは独立の準備をしていましたね!
コロナ禍真っ只中ですね。やはりコロナの影響はありましたか?
そうですね。コロナ禍でのオープンでしたので、影響はありましたが、コロナのことを考えていても仕方ないと思いました。コロナが悪いという考えよりも、自分のお店作りが悪いからと考え、お店を磨き上げていくことに力を注ぎました!
外的要因を理由にせず、自らに拍車をかけたということですね。
そうですね。ただ、コロナ禍のオープンだったからこそ、よかった一面もありました。オープンしたての時にお客様が沢山きますと、環境に慣れていないのでサービスの質に満足いかないことが多いです。ただそこはコロナによる影響であたふたせずにサービス面を固めることができました。
逆に時間にゆとりがあるからこそ環境を整えることに集中できたということですね。
「津軽海峡を渡ってきた男 あきら」さんの名物、ウリを教えてください。
あきらの8種盛り合わせですね。一人前五百円で本マグロなどのが入っています。冷凍のものは一切使っておらず、鮮度の良いものを使用しています。これはお客様からの注文率は100%ですね。他にも馬刺しや貝焼き味噌など青森の郷土料理が名物です!


新鮮で質の良いものを安価に提供されているのですね。凄く魅力的で写真からも凄く美味しそうなのが伝わってきます。
他にも12種類の青森の日本酒のメニューがあります。日本酒は基本的に地産地消と言われていますが、青森の日本酒を札幌の方々にも飲んでいただきたいと思い、他店にはないうちだけのおすすめメニューになっています!


札幌に青森の良さを伝えたい!その一心でメニューなども考えられているのですね。
そういったメニューの開発などは新山様が行われているのでしょうか?
そうですね!母から青森の郷土料理を教えてもらったり、自分で調べて開発しています!青森のいいところがどうやったら伝わるかなと考え、試行錯誤して作っています。
長年郷土料理を作ってきたお母様に実際に学ぶことでよりローカルな青森を札幌の人に知ってもらえそうですね!
これまでで一番大変だったエピソードなどがあれば教えてください。
コロナ禍最中のオープンだったため、開店当初はお客様があまり来ず、飲食店だけの売上で支えるのは難しかったですね。そのためオリジナルの”生姜味噌”を単体で販売し、オンラインでも購入できるようにしたのですが、その準備が一番大変でしたね。初めての経験ということもあってかなり困難が多かったです。
コロナの対策として新しいことに挑戦されたのですね!
では逆に飲食店をやっていて嬉しかったことはなんですか?
やはりリピーターのお客さんが増えていっていることですね!他にもスタッフも開店当初から変わらずついてきてくれていまして、自分を中心とした”輪”が大きくなっていくことをとても嬉しく思います!
自分のやってきたことに達成感を感じられる素晴らしい経験ですね。
お仕事のこだわりやポリシーなどはございますでしょうか?
”透明性”を大事にしています。細かいことでもしっかり説明をすることでお客様からの信用や信頼というものを得ることを大事にしています。
確かにお客様とお店との間の信用、信頼はとても大事ですからね。
そんな「津軽海峡を渡ってきた男 あきら」さんの今後の展望を教えてください
札幌で青森の料理を提供していて地元の恩恵を受けてやっているからこそ、札幌の方々に青森のPRをもっとしたいですね。店全体として地元の青森を押し出し、実際に青森へと足を運んでもらいたいです!また、特製の”生姜味噌”を全国、そして世界の方々にも届けていきたいです!
青森の良さを全国だけでなく世界にも拡散したいということですね!壮大な目標を掲げていらっしゃることに凄く感銘しました!
最後に若者に向けてメッセージをいただけますでしょうか。
自分がいいと思ったことを強く信じることですかね!信じるものがあれば必ず周りはついてきてくれますし、その信じることをやり抜くことだと思っています。
新山さま、本日は貴重なお時間をありがとうございました!
ありがとうございました!

