絶品料理が味わえる雀荘!?根強いファンに愛され続けるお店の秘訣に迫る!
田嶋さま、本日は宜しくお願い申し上げます。
「健康麻将ガラパゴス」の田嶋です。宜しくお願い致します。
まず初めに開業のきっかけを教えてください。
開業といいますか実は15年前に先代である父からお店を引き継いだんです。引き継ぐまでは別の雀荘で働いたり飲食店でバイトなどをしていました。
引き継いでからはどのようなお店作りをされてきたのでしょうか?
僕自身、食べることが大好きなんですよ。釣りも好きなので魚も捌けます。街の雀荘に行くとフードメニューはカップラーメンとか出前が当たり前なんですね。なので美味しいものが居酒屋料金で食べられる、さらに夜はお酒も飲める、というコンセプトでやらせてもらっています。
なるほど!店名の由来をお伺いできますでしょうか。
先代の父が1965年くらいにガラパゴス諸島で2週間くらい過ごしたそうで、とても良い国だったと語っていました。おそらく思い入れのあったガラパゴスの名前を店名に付けたんだと思います。
コロナの影響はありましたか?
とてもありました。厚生労働省が雀荘はコロナの感染リスクが高いと発表した関係でお客さんが来てくれないこともありました。渋谷店、神保町、高田馬場の3店舗を運営していたのですが、渋谷の店舗は閉めました。
「健康麻将ガラパゴス」さんの名物、ウリを教えてください。
新鮮な魚を捌いて海鮮丼にして提供しています。カレーも5時間煮込んで作っているのでオススメです。一時期、渋谷の東急プラザ地下一階で販売していたほど人気のカレーなので是非ご賞味ください。
お店を引き継がれるまでのご経歴が気になります。
麻雀が好きなので他の雀荘で働いていたんですよ。大手チェーン店の居酒屋や焼肉店で働いたこともあります。やっぱり人に感謝される仕事が自分に合っているなと感じた時に、他の雀荘より健康麻雀を徹底しているうちの店が優秀なんだなと感じました。父の店ではなく他の店で働いてみてガラパゴスの良さを再認識することができました。
これまでで一番大変だった時のエピソードなどがあれば教えてください。
神保町店は事業継承ということもあり、昨年風俗営業許可を、現法人に統合しようと変更申請しました。ですがお店の付近に新しく大学ができた関係で新たに許可することができないと警察に判断されてしまったんです。
え、それは大変ですね。要するに営業が続けられないということですよね(汗)
はい、すでに前許可は返納済みで営業は出来ない状態になりました。お店にとって一大事なので半年間お店を休業させて内装工事費に500万円をかけて許可がおりない場所は切り捨てて再申請しました。なんとか無事許可がおりて命拾いしました。
良かったですね(泣)逆に飲食店をやっていて嬉しかったことはなんですか?
お客様から「ありがとう」と言っていただけること、作った料理を食べて「感動した」と言って言っていただけることですね。喜ばれるとついついもっと喜んでいただけるように頑張りすぎちゃうんですよ(笑)。
印象に残っているエピソードなどありますか?
当店は役満を取ったお客様に記念写真と認定書を贈呈しているんですね。とあるお客様がお亡くなりになられた際に認定書と写真を棺桶の中に入れて下さったみたいで、その時はオーナーとして健康麻雀冥利につきるなと感じました。
後は常連のお客様がガラパゴスで結婚記念日ディナーをしてくれたときも思い出深いです。
お仕事のこだわりやポリシーなどはございますでしょうか?
僕の根底にあるのはお客さまに楽しんでもらうことなので、どうやって楽しんでもらえるかを常に考えています。コース料理を楽しめるイベントを開催したり、お寿司屋さんより安く同じクオリティでお寿司を提供するイベントを開催したりしています。
「健康麻将ガラパゴス」さんの今後の展望を教えてください。
できれば後もう5店舗くらい増やしたいですね。次は吉祥寺あたりに出したいと思っています。麻雀に対するイメージをよくするためにも商業施設にも雀荘を出展したいと思っています。
最後に若者に向けてメッセージをいただけますでしょうか。
私は麻雀が好きだったのでこの商売に辿り着きました。世の中のほとんどのビジネスが誰かを楽にしたり、喜ばせるものですよね。自分の好きなことを見つけて起業したら、そこから先はどうやってお客様を喜ばせられるかを追求して欲しいと思います。自分中心ではなく利他の心を持って他者を満たすことを考えてみてください。
田嶋さん、本日は貴重なお時間をありがとうございました!
ありがとうございました!