日本で本場の台湾料理が味わえる「886食堂」にインタビューしました!
栃原さま、本日は宜しくお願い申し上げます。
「886食堂」の栃原です。宜しくお願い致します。
まず初めに店名の由来をお伺いできますでしょうか。
886という数字は台湾に国際電話を掛ける際の頭数字です。この地から色々と発信をし、日本と台湾を繋げていきたい思いからつけました。
なるほど。開業はいつされたのでしょうか?
今年2022年の3月です!本当に最近オープンしたばかりです。
今年3月、すごく最近ですね!
コロナ禍でもありますが、お店への影響はどうでしょうか?
中華街にオープンしまして、ご近所のお店の方々にコロナ禍の客足状況を聞いたところサラリーマンの方々があまり見えなくなったと聞きました。コロナの影響かわかりませんが、現在は若年層が増えたようです。
何か工夫していることはありますか?
お店のデザインを女性受けする可愛らしい形にしてます。
「旅行にいきたくなる」気持ちにさせたり、あとはインスタ映えするように工夫しました。
可愛らしいデザインなんですね。デザインは栃原さま自身がされたんですか?
デザイナーと考案しました。
取得したお店が古民家のような物件だったんです。
訪れた事がある方はわかると思いますが、台湾も古民家のような雰囲気なので現地感を醸しだすようにしてます。
細かなところまでしっかり考えているんですね!
そうですね。来店された方には台湾に来たような気分になってもらい、実際に台湾へ旅行に行きたくなるように工夫をしています。
飲食店の世界に入った経緯を教えてください。
幼少期から料理が大好きでした。料理の始まりは「フレンチ」です。フレンチ料理だけわからなかった為、大学卒業後に代官山の老舗レストランに3年ほど勤めたことがきっかけです。
うんうん。
そうしていく中で、将来的にはプロデュースの道に進みたいと思うようになりました。その後は、調味料の会社に6年勤め店舗展開に携わりました。
とことん追求されている感じが伝わります。
その後、独立をされたのでしょうか?
30歳で独立を希望していたので、勤めていた会社を飛び出て
華僑の方々にビジネスや人生について教わりました。
その中で私自身、華僑の考え方を自分にも取り入れて大きくなりたいと思うようになったんです。
華僑の方々とは元々お知り合いだったのですか?
元々知り合いです。
僕が会社を飛び出した時は、すぐに連絡をいただきました。その方々の繋がりで、台湾大使館、シンガポール大使館のケータリングになどに携わることができました。
すごい繋がりですね!お店のコンセプトなどはありますか?
横浜で開催されるお祭りの料理をプロデュースをしており、工場で作った台湾料理を卸してもらっている中で、これを一つのお店としてもお客様に十分喜んでいただけるのではと思い第一号店の「886食堂」が生まれたんです。
それがきっかけで、お店が誕生したんですね!
そうなんです。
開業の際に大変だったことや、嬉しかったことがあれば教えてください。
大変だったことは、立ち上げの際に休みなくお店を築き上げることでいっぱいだったことです。その一方で、大変嬉しかったことは「本場の台湾の味よりおいしい!」と言ってくれるお客様の声を沢山聞けた事ですね。
それは嬉しいお声ですね!今後の目標など教えていただけますか?
実は現在、セントラルキッチンを建設中なんです。
セントラルキッチンの加熱調理などで台湾の料理の味を実現していき、ゆくゆくは店舗数を増やしていきたいですね。
是非、886食堂のお勧めのメニューがあれば教えてください!
台湾料理でソウルフードなのが「牛肉麺」「魯肉飯(ルーロー飯)」です。あとは、台湾の朝食で食べられる「鹹豆漿(シェントウジャン)」という豆乳に醤油や酢などを入れ、台湾風の揚げパンをひたして食べる料理です。日本料理に例えると、おぼろ豆腐に近い感覚です。
新しいメニューとかではなく、台湾料理そのものを日本で広めていきたいという気持ちです。
ありがとうございます!最後に同じ飲食の業界の方や若者に一言お願いします。
しっかりとした目標を作ることはそう簡単でなく難しいことだと思っています。3年後、5年後の自分ではなく是非10年後の自分を想像してみてください。3年後、5年後の自分を想像するより、はるかに格好いい自分が想像できると思います。あなたなら、どんな町でどんな格好でどんなコミュニティーを組んでいたいですか?一度考えてみてください!
栃原さま、本日は貴重なお話をお時間をいただき
ありがとうございました!
ありがとうございました!