逆井さま、本日は宜しくお願い申し上げます。
「立呑みさぁいこうか‼︎自由が丘店」の逆井です。宜しくお願い致します。
まず初めに店名の由来をお伺いできますでしょうか。
未来に向けて心躍るような店名にしたいなと思ったので「最高」と「さぁ行こうか」をかけて「さぁいこうか!!」と命名しました。
開業のきっかけを教えてください。
実は私元教員でして一念発起するために「居酒屋てっぺん」というお店に勤めました!
異色の経歴ですね!なぜ一念発起のために転職をされたんですか?
やりたいことが3つあったからです。1つが障がい者の就労支援、2つ目が少年院や刑務所から出所された方の再出発を応援するような就労支援、3つ目が子供たちの夢や可能性を引き出すための講演(現在既に行っている)なんです。
ほぅ。それが飲食店の開業とどのような関係が。。。
障がい者や矯正施設から出所された方の雇用場所を作ってあげるなどの、誰かの再出発を応援するような受け皿を作りたくて店舗展開を行っています。
コロナの影響はありましたか?
この自由が丘店に関しては今年の1月11日にオープンしたばかりなので影響はなかったのですが、学芸大学のお店はコロナと被りましたね。ですが過去最高売り上げはコロナ真っ只中のときでした。
良い形で影響を受けたんですね!すごいですね!
テイクアウトとかやったり、感染が拡大する前にいち早くきシフトを切り替えたのも要因ですね。なんかお客さんも含めて応援者がすごいついてくださって、そのおかげで売り上げも上がりましたね。
「立呑みさぁいこうか‼︎自由が丘店」さんが他店と差別化を図ってるポイントってありますか?
セントラルキッチン化を導入してるところですかね。そのおかげで仕込みの時間の短縮と、社員さんの労働時間短縮を図ることができています。うちって基本的には営業中に包丁も鍋も使わないんですよ。
え!
大学生でも高校生でも、お店を回せるような、外食チェーンで言うサイゼリヤさんみたいなモデルを目指しています。あとは野菜巻き串を導入してるところですね。そういったところが差別化を図れているポイントな気がします。
メニュー開発などは逆井様が行われているのでしょうか?
いえ、みんなで行ってます。
開業までのご経歴が気になります!
どういう経緯で飲食の世界に足を踏み入れられたのでしょうか?
最初に就職した「居酒屋てっぺん」創業者の大嶋啓介、私達は大将って呼んでるんですけど、その大嶋啓介大将の講演会に、実は大学生のときに連れて行かれたのがきっかけだったんですよ。
そうだったんですね!
『こんなキラキラ働いてる大人いるんだ』って思ったんですけど自分はそのとき学校のこの先生になるって決めてたんで、先生になったら子供たちをキラキラ輝かせようって思ってたんですね。
はい!
それから一念発起して転職を考えたときに、ふと「居酒屋てっぺん」を思い出して飲食業界に飛び込んでみたって感じです。
飲食店をやっていて嬉しかったことはなんですか?
うちのスタッフが褒められるのはすごい嬉しいなと思いますね。夜は店長を含めてスタッフたちに任せてるんですけど、お客さんから『すごい頑張ってたよ』とか『あの子いいね』と言っていただくことがあるんですけど、やっぱその時はすごい嬉しいですね。
お仕事のこだわりやポリシーなどはございますでしょうか?
未経験からでも独立をできるようなモデルを本当の意味で確立したいなと考えています。今うちでも元々手助けが必要な人がセントラルキッチンで工場長的な感じでパートさんにいろいろ教えてあげたりとかしてるんですよ。就労支援センターの方からは『あんな笑顔で働いてる姿見たことない』とか、『なんかここまで長く続いてるのすごい』などと言っていただいてまして。
そうなんですね。
なので何かその辺のみんなが手を出さないところの雇用を埋めてるっていうのは自分としても形になってるのはすごく嬉しいですし、これからもそこはこだわりを持ってやっていきたいなと思ってますね。
素敵ですね。「立呑みさぁいこうか‼︎自由が丘店」さんの今後の展望を教えてください。
この形で飲食店舗をどんどん展開していきたいなと考えています。やっぱ全国だけじゃなくて、世界に羽ばたけるような感じで「さぁいこうか!!」という店名ですから、羽ばたいていきたいなと考えてます。
なるほど!
あとは串業態なので肉を細かく切って串にするという繊細な作業にも誇りを持ちたいですね。海外ではステーキとかよく食べられてますけど、日本って焼肉でもお刺身でも食べやすいように一口サイズにされていますよね。なんか一口で食べれるようにする、その気遣いに日本人の心が現れている気がするんですよ。心粋みたいのを含めて、やっぱジャパンブランドなんじゃないかなと。その展開が少年院とか刑務所とか、障がいをお持ちの方たちの生きがいとかやりがいに繋がるような状態を作っていって、福祉業界と飲食業界の架け橋になって革命を起こすような、そんな挑戦をしたいですね。
素晴らしいです(泣)最後に若者に向けてメッセージをいただけますでしょうか。
飲食だけじゃないと思うんですけど「時間」と「お金」の管理もしっかりできるようにしといた方がいいと思います。やっぱり自分でお金を貯める能力っていうのは重要だと思うので給料が少ないときも、多くなってきたときも少なくとも10%を貯金するとか。うちの社員さんとかみんなにも伝えていますが時間の短縮と結果の向上を常に考えられるような、そんな働き方とか取り組み方をしたらすごくいいなと思ってます。
逆井さま、本日は貴重なお時間をありがとうございました!
ありがとうございました!