38年の技術を後世にも!お客様に合わせたコースが楽しめる焼き鳥店のオーナー様インタビューしてきました!
前田さま、本日は宜しくお願い申し上げます。
「高槻鶏割烹まことや誠」の前田です。宜しくお願い致します。
まず初めに店名の由来をお伺いできますでしょうか。
僕の名前の誠二が「誠」で【常に本物でありたい】と意味込めて名付けました。
開業のきっかけを教えてください。
40歳でお店を開業しようと思っていたのですが、その2週間前に癌が発覚して諦めるしかないと思っていた時に知り合いの方のご紹介で高槻でやることになりました。
コロナの影響はありましたか?
そうですね。一瞬にしてお客様がご来店されなくなりました。高槻の街も閑散としていました。ですが、支援金でどうにか持つことが出来ました。
「高槻鶏割烹まことや誠」さんの名物、ウリを教えてください。
大阪市内には完全予約制はあると思いますが、高槻にはない事と、通常だと1種類のコースですが、私のお店は3,4種類のコースを作り、お客様とその時のシーン合わせてご用意しています。
メニュー開発などは前田様が行われているのでしょうか?
僕が全て1人でやっています。
開業までのご経歴が気になります!
どういう経緯で飲食の世界に足を踏み入れられたのでしょうか?
以前はデザインの会社に勤めていました。でも、何か違うなあと思っている時に焼き鳥屋の「だいきち」さんの社長の本を読み、実際に食べにも行きました。とても雰囲気が良くて焼き鳥屋さんをやろうと決意をしました。飲食歴は今年38年目です。
飲食店をやっていて嬉しかったことはなんですか?
昔は大衆焼き鳥店で、無差別にお客様が来られていて、回転率が速かったのですが、今は完全予約制で、1日1,2組のお客様で言葉と顔が直に見えるので「美味しい」と言われることがとても嬉しいですね。
お仕事のこだわりやポリシーなどはございますでしょうか?
昔は他店や同業の方に対して、負けん気が強かったのですが、今は、ほぼマンツーマンで作るときもあり、お客様が嬉しそうにしている姿をみて、食は人を幸せにするんだなあと。今は、人を幸せにするために料理を作ったり、サービスをしています。
「高槻鶏割烹まことや誠」さんの今後の展望を教えてください。
今のお店をやりながら、お弟子さんをとって開業までのサポートをしているので、僕の料理や焼きの技術を後世に残していきたいです。
最後に若者に向けてメッセージをいただけますでしょうか。
今の時代はロボットが料理を作るようになっていて、人間と味がほとんど変わらないと言われていますが、技術を磨いてお客様が目の前で喜んでくれる喜びを味わってほしいですね。それを僕が伝えていきたいと思っています。
前田さま、本日は貴重なお時間をありがとうございました!
ありがとうございました!