究極のフレンチの技法を使ったカレーとワインを楽しめる【ボンクルール】の女性シェフオーナー様にインタビューをしてきました!
服部さま、本日は宜しくお願い申し上げます。
「ボンクルール」の服部です。宜しくお願い致します。
まず初めに店名の由来をお伺いできますでしょうか。
【ボン】はフランス語で「良い」や「美味しい」という意味で、【クルール】は「彩り」「カラフル」という意味で、造語ですが、お客様がご来店されて彩りの良いフレンチ楽しんでいただきたいと思い付けました。
開業のきっかけを教えてください。
高校卒業をしてからずっとフレンチの業界で働いていて、中々自分のお店を持つ機会がなく、出産をして育児をきっかけに休んでいる中、それでもずっと自分のお店を出したいなと思っていて、お昼メインのお店を出したいなと思い、カレーを勉強しました。
コロナの影響はありましたか?
ちょうどコロナが終わりそうなタイミングでの開業だったのですが、最初はまだ外食される環境ではなかったので、口コミで昔からのお客様に来ていただいたりして盛り上げていただきましたが、新規のお客様の獲得が難しかったですね。
「ボンクルール」さんの名物、ウリを教えてください。
お昼はカレーですが、夜は金曜日と土曜日限定の私がシェフでアラカルトのビストロメニューで全く違うものを出しています。お昼からお酒を飲まれるお客様が多いので、ワインとカレーが定着しているのが独自のスタイルですね。
メニュー開発などは服部様が行われているのでしょうか?
はい、私が全て1人でしています。
開業までのご経歴が気になります!
どういう経緯で飲食の世界に足を踏み入れられたのでしょうか?
高校生の頃から料理やお菓子作りは好きで、高校卒業後に辻調理師学校を卒業して、企業のレストランで働いたあとに熱をもって勉強できるところに行きたいと思い個人店で10年ほど働きました。そのあと開業に向けてカレーの勉強をしました。
これまでで一番大変だった時のエピソードなどがあれば教えてください。
オープンして1、2ヶ月が大変でしたね。価格帯がフレンチなので高めに設定をしていて、土地柄もあり、最初は美味しいけど高いと住民の方にイメージを持たれていたのではないかと思います。
逆に飲食店をやっていて嬉しかったことはなんですか?
色々と嬉しいお言葉をいただきましたが「生きがいになっている」「生活の一部になっている」と何回かお客様に言われたことがとても嬉しいお言葉でした。
お仕事のこだわりやポリシーなどはございますでしょうか?
とことんこだわったものを出したいので、正直、お値段は他のカレー屋さんよりも高いかもしれませんが、それでも、フレンチの技法を使っているのでクオリティの高いカレーを出し続けたいなと思っています。
「ボンクルール」さんの今後の展望を教えてください。
お客様は着々と増えてきておりますが、曜日や月によって波があるので、いつもあそこ混んでいるねと思われる形にしたいです。今は全て1人にやっているので、少しずつ調理が出来るスタッフを育てていきたいです。
最後に若者に向けてメッセージをいただけますでしょうか。
子育てをしながらの開業して女性シェフというのは稀だと思うのですが、ベビーシッターさんや周りの方に協力していただきながらやらせていただいていて、諦めなければ形になると思っています。
服部さま、本日は貴重なお時間をありがとうございました!
ありがとうございました!