石井さま、本日は宜しくお願い申し上げます。
「soba141」の141です。宜しくお願い致します。
まず初めに店名の由来をお伺いできますでしょうか。
もう一つお店でつけそば141というお店があるんですけど、社長が石井という名前なので、141(いしい)です。
ん?社長がということは社長ご自身ではないのですか?
はい、社長とは同級生で一緒にお店を立ち上げる時に名前がお互い石井ということもあり141にしました。
開業のきっかけを教えてください。
うちのお店はフードコートにあるんですが、たまたま空きがあったからです。
社長が知り合いが多いので話が来たのだと思います。
開業されたのはいつ頃でしょうか?
2021年7月です。
つけそばの方は2020年7月です。
コロナの影響はありましたか?
フードコートで施設の中にあるので、そもそもその施設にお客さんが来なくなりますね。
今もコロナの影響は受け続けているので中々上手くはいかないですけど。
最初の頃よりはよくはなりましたか?
最初の頃がどん底だったのでいいと思いますよ。
メニュー開発などは石井様が行われているのでしょうか?
僕ですね。
開業までのご経歴が気になります!
どういう経緯で飲食の世界に足を踏み入れられたのでしょうか?
和食の達人で道場六三郎をテレビで見て、頑張ればこの人みたいになれるかなと思って板前の世界に入った感じですかね。
もともとお蕎麦っていうものは自分に関係なかったんですよ。
この会社に入って2年ぐらいなんで、それまでは自営業をしてました。
なるほど
それまではお蕎麦に関する知識などが無かったのですね?
そうですね。
でもある程度そばを扱ったりとか、つゆを作ったりとかは25年やっている中でできるので、あとメニューの考案などは色々なところを見たりしながらやってました。
あとは社長の意向ですね。
探り探りやっていたんですね?
うん。最初はそうでした。
これまでで一番大変だった時のエピソードなどがあれば教えてください。
それは立ち上げをした時ですね。
バイトさんとか社員さんが入ってくるので、教えるのが大変でした。
バイトの子、高校生でもわかるように数値化をするのが大変だったかな。
なるほど
人材育成みたいなところで、誰でもできるようにするっていうのは難しいですよね
そうそう。
僕らの業界だと目分量だったりとか、自分の舌を信じてやってきてる部分があるので、それを数値化するっていうのは難しくて。
感覚でやっているものをわかりやすい言葉にするってことですよね?
そうですね
ダシは何CCでお醤油は何CCでってやったことがないので、それを作り上げる一番最初の段階が大変だったのかなーなんて思います。
ではご自身で作るときはいつも目分量なんですね?
目分量でやって、味見して毎日同じ味にするっていう。
へぇ~できるものなのですね?
できますね。
『料理人』であれば誰でもできるはずです。
面倒くさいから数値化するってことはあると思いますけど、新しい料理を作るとなったときに割というものはないので、ほとんど目分量からスタートですね。
逆に飲食店をやっていて嬉しかったことはなんですか?
一番嬉しいのはお客さんの「美味しかったよ」の一言ですよ。
もうそれに尽きますよ!
お仕事のこだわりやポリシーなどはございますでしょうか?
安く提供はしてるんですけど、安いだけではなく見た目とか、盛り付けを丁寧にするってことを意識してます。
安いものだけどそうは思わせないような作りにしてますね。
食は見た目からなんていいますもんね。
そうですね。
目で最初食しますから。
「141」さんの今後の展望を教えてください。
僕的にはチェーン展開はしたいですね。
元々お蕎麦屋さんが最初なのでそれをチェーン展開ということは考えてますね。
つけ汁が結構種類あるので、そういうものを全国の人に食べてもらえればなと思ってます。
最後に若者に向けてメッセージをいただけますでしょうか。
今の若い子たちのほうのが、僕なんかよりもいっぱい知識があると思いますし、
料理を楽しみながら作っていただければいいと思いますね。
お客さんに喜んでもらえるようなお店作りだったりとか、周りを気にせず、
自分の信念を貫いていってほしいですよね。
僕が若い時はそういうことできなかったので。
今43なんですけど、この年になってから気づくこともいっぱいあるし、
若い子に教えてもらうこともいっぱいあるのでもうちょっと前に気づいていればなと思いますよ。
石井さん、本日は貴重なお時間をありがとうございました!
ありがとうございました!