老若男女から愛される、「もつ焼 ウッチャン」にインタビューしました!
中島さま、本日は宜しくお願い申し上げます。
本日は宜しくお願いいたします。「もつ焼 ウッチャン」の中島です。
まず初めに店名の由来をお伺いできますでしょうか。
初代店長が内田さんという方でした、もつ焼が大好きな内田さんの名前からとって「ウッチャン」と付けています。
そうだったんですね!開業のきっかけを教えてください。
コロナを経て変化する食文化に対する危機感がありました。
高級店や個室のあるお店、若い方がやっているお店だったりと、とても分断されていた時期があったように感じてました。同じような酒場でも老若男女問わず色んな人が楽しんで、優しい気持ちで気を配りながら飲める場所ができたらと思って池尻店をオープンしました。
開業されたのはいつ頃でしょうか?
1号店の新宿は2008年にオープンしまして、池尻大橋店は2022年4月にオープンしました。
新店舗はコロナ禍でのオープンだと思いますが、影響は感じますか?
もつ焼き屋なので、飲みがメインということもあり影響はありました。今年に入ってから緊急事態宣言も落ち着くと思っていたので、新宿などの街ではなくて地域密着の池尻大橋でスタートしようと思いました。
そんなコロナ禍ですが、何か集客で工夫されていたことはありますか?
コロナになってからSNSを積極的に使うようにしました。お店も休業していた時期がありますが、営業再開を待っているお客様や新店舗を待っているお客様とコミュニケーションを取れるようにするためです。インスタグラムやTwitterを通じてお店の再開時期や新店オープン情報をもつ焼ファンに伝えられたらと思っています。
SNSを活用されたんですね!インスタグラムを使うことで何か変化や効果はありましたか?
「ウッチャン」は4店舗あり、店舗の場所もバラバラなので各店のお客様はインスタグラムを通して、新店舗の出店を知ってもらうことができました。そして新店舗へ足を運んでくださる方もいました。
飲食の世界に入った経緯をお伺いしたいです!
私はお店の企画に興味がありました。うちの会社は色んなお店を企画したり、立ち上げに携われることが出来るので面白いと思って今の会社で始めました。もちろん学生の頃も飲食のアルバイトの経験があって、楽しいと思っていました。そのような経験をしてきて、自分の思い描くお店があったので4店舗目を久しぶりに出店しました。
メニューの開発についてお聞きしたいです。
メニューは、当時の1号店からそのまま引き継がれているのでしょうか?
そうですね。人々に愛されたウッチャン一号店のメニューを引継ぎ、レシピも守っています。昔の1号店のお店のレシピを出来る限り出せるように、「どうしたら美味しくできるか?」「串打ちをどうしたらより良く綺麗にできるか?」という疑問に対して、同じことの繰り返しをして日々研究しています。スタッフと一緒に仕込みをして交代で調理をして、もっとお互いより良くしていけたらと考えてやっています。
料理を作る際にこだわっていることはありますか?
食材である「もつ」を芝浦から仕入れていて、出来る限り良い状態でお客様に届けられるようにしています。部位が様々で部位ごとに違う味付けをし、焼き方や串の通し方も考えてやっています。そして新鮮に食べてもらえるように心掛けています。
是非、お勧めのメニューを教えてください!
特に人気でリピートされているメニューは【ネギレバ】です。レバーの串の上にたっぷりのネギとごま油が乗った商品です。お店で仕込んでいるもつ煮込みもシンプルな一品なんですが、すごいお肉を沢山使ってこだわって仕込んでいます。
開業前、開業後に大変だったエピソードをお聞かせください。
開業前後がとても大変でした。新しいお店なので新規スタッフのトレーニングをして技術を磨きながらやり、同じもつ焼き屋さんでも地域やお客様の層も異なるので、やり方とか接し方を変えなければいけないと思っていたのでその1ヶ月間は大変でした。
逆に嬉しかったことはありますか?
元々もつ焼きが好きな方ではなく、普段もあまり口にすることのないお客様から「ウッチャンのもつ焼きは美味しい!」と言われたことです。近隣の飲食店の方々からも「ウッチャン最高!」と言ってくれたりして、とても励みになっています。
今後の展望がありましたら教えてください!
スローペースでやっと4店舗がオープンしたので、今後も一店舗一店舗しっかりとやっていって同じもつ焼きでも地域が変わればやり方は変わってくると思うので、目の前にあることをこなしていきたいと思います。スタッフの皆さんも少しずつ育っているので求められた際には店舗展開も考えていきたいです。今一緒に働きたい人がちょっとずつ集まっているので、そういうスタッフがこれからどんどん集まってきたら、皆さんが出店してほしいと思うエリアで出店できたらと思ってます。
最後に開業を考えている若者に向けて一言お願いいたします!
20代の時には見えなかった部分ってあると思うのですが、誇りをもって仕事を頑張ってほしいと思います。特に飲食店は華やかさが無いとか、硬い仕事の印象があるのではないでしょうか。同世代からその仕事が格好良く思われなくても、年配のお客様とか近所の方々から感謝される仕事でもあるので、自分のこの先を考えながら頑張ってもらえればと思います。
中島さま、本日は貴重なお話とお時間をいただきありがとうございました!
ありがとうございました!