3つのジャンルのお店をもつ中村様にインタビューしました!
中村さま、本日は宜しくお願い申し上げます。
「喰快Burger・粥バル夜市・HEAVEN’S DOUGH COOKIES」の中村です。宜しくお願い致します。
異なるお店を3つ経営されているんですね!
「喰快Burger」というハンバーガー屋と「粥バル夜市」というお粥メインのお店と「HEAVEN’S DOUGH COOKIES」というクッキーのお店の3つを経営しています。
3つのお店についてお話を聞いていけたらと思います!まず初めに店名の由来をそれぞれお伺いできますでしょうか。
「喰快Burger」は足立区の西新井大師近くにあるのですが、西新井大師といえば弘法大師様「空海」のゆかりの地なので、それにあやかって食べて快楽を得る=「喰快」と付けました。
「粥バル夜市」は名前の通りお粥メインのお店です。夜にお粥を食べると次の日の腸の調子が良くなるので、夜に食べた方が良いということを伝えるために「夜市」という名前を付けました。
「HEAVEN’S DOUGH COOKIES」はクッキー専門のお店です。直訳すると天国の生地のクッキーとなりますが、簡単に言うと「とても美味しい生地で作ったクッキー」という意味が込められています。
なるほど!開業されたのはいつ頃でしょうか?
「HEAVEN’S DOUGH COOKIES」2019年3月、「粥バル夜市」2020年8月、「喰快バーガー」2021年12月に開業しました!
1年おきにお店を出店されているんですね!コロナの影響はいかがでしょうか?
クッキー以外のお店はコロナ禍での出店でしたので、デリバリー中心だったりインターネットを駆使して集客をすることに注力していました。クッキー屋についてはコロナ前から開業していますが、元々テイクアウト専門店なので、逆にお客様が来てくれましたね。
どういった経緯で飲食の世界に入られたのかお伺いしたいです!
元々うちは代理店のポップコーンの移動販売をやっていましたが、仕入れのコストが高くなってきたこともあって自社でオリジナルの商品、クッキーをやることにしました。そこからクッキーの開発を進めて移動販売をするために、生産工場として足立区谷在家に工場を建てたつもりだったのですが、地域の方々から「ここのお店いつオープンするの?」という声が寄せられたので、工場兼店舗にしたのが始まりです。
工場を建てたつもりが、地域の方からは新しくお店が出来ると認識されてしまったんですね!クッキーから始まりそれぞれ異なるお店ですが全く違うお店で展開している理由はありますか?
足立区内で同じ店舗を展開しても面白くないと思ったので違うジャンルのお店を出しています。お粥のお店に関しては以前台湾を訪れた時にお粥を食べる文化に触れました。日本には無い文化だったので日本に持ち帰ったら流行るのではないかと思っていたところ空きの物件が見つかったので、出店を決めました。
メニュー開発はどなたが行っていますか?
一番最初のゼロから物を作ることは、当店のスタッフだったり
パートナーとかと皆でやっていますが、基本的なメニュー開発は私がやっています。喰快Burgerについては例外で、焼肉屋と提携しているので焼肉屋がメニューを作ってくれています。
なるほど。喰快Burgerだけ焼肉屋さんがメニューを開発してくださっているんですね!
そうですね。こだわりとしては全部において使用する食材にはしっかりコストをかけていることです!
是非、お勧めのメニューを教えてください!
喰快Burgerのおすすめはスタンダードの【喰快Burger】です!焼肉屋と提携しているので使用しているお肉にはもちろんこだわっていますが、バンズは提携しているパン屋とお肉に合うパンを開発した結果、少し甘いパンを作ってもらっています。
粥バル夜市のおすすめは【海鮮粥】が一番注文を受けます。ベースは鶏出汁と貝柱など全部で5種類くらい混ぜて煮込んでいて、トッピングでは大きなホタテやエビがあります。
HEAVEN’S DOUGH COOKIESのおすすめは【クラシック】という味のアメリカンクッキーです!バニラ生地にベルギー産のクーベルチュールチョコレートを使用しています。チョコレートはダークチョコレートとミルクチョコレートと北海道ミルクチョコレートの3種類を使用しているので、食べた時にそれぞれの味の違いが分かります。
実は私「HEAVEN’S DOUGH COOKIE」に足を運んだ事があるのですが、クッキー以外にもシェイクなどもありますよね!
ありがとうございます!メインはクッキーにありますが、併せてシェイクなどもご用意しています!
それぞれ美味しそうですね!開業前、開業後に大変だったエピソードをお聞かせください。
自分が3店舗全部に立てるわけではないので人員も必要だったりと資金繰りが大変でしたね。最初はお客様があまりついてこなくてお金だけ出ていった感じでした。認められるようなものを作っている自信はあったので、打ち出し方一つで覆せるのに、という葛藤がありました。
逆に嬉しかったことはありますか?
面と向かって「美味しい」と言ってもらえたり、他のお店と比較して美味しいと言ってもらえることです!
今後の展望がありましたら教えてください!
将来的に店舗を増やすかどうかは現時点では決めてません。異なるジャンルのお店を3つ運営出来ている状況なので、駆け出しの事業者さん達をサポートできるような事業を進めていけたらと思っています。例えばプロデュースとかロゴ作りとかメニューを作成したりして、うちのグループ店を増やしていきそのグループのファンを作っていけるような事業をやりたいです。
最後に開業を考えている若者に向けて一言お願いいたします!
後悔しないように生きてほしいのでやりたいことがあったら我慢をせずにやってください。その上でも責任感をしっかり持っていってください!
中村さま、本日は貴重なお話とお時間をいただきありがとうございました!
ありがとうございました!