長谷川さん、本日は宜しくお願い申し上げます。
「いちぼ 成城学園前店」でシェフをしております長谷川です。宜しくお願い申し上げます。
開業されたのはいつ頃でしょうか?
2017年になります。オープンから今年で5年目になります。
成城学園前店ということは別にも店舗があるのでしょうか?
用賀に今年で8年目になる本店がございます。
開業のきっかけを教えてください。
渋谷にある「春秋」というお店で、弊社の代表と知り合い、代表が独立する際に一緒に立ち上げに携わりました。
「いちぼ 成城学園前店」さんの名物、ウリを教えてください。
お肉に関しては弊社の代表の実家が焼肉店経営を行なっていることもあり山形牛を使った肉料理に自信を持っております。お魚は高知県須崎市の「九石締め」というトップクラスの伝統漁法で臭みが全身に回らないように且つ旨味が抜けないようにした鮮度抜群のお魚を仕入れております。お野菜は情熱大陸にも取り上げられた川田農園という農園で栽培された有機野菜を仕入れております。
メニュー考案などは長谷川様が行われているのでしょうか?
私が行なっております。前職では全国の食材を使った創作料理を提供しておりましたので魚の調理から盛り付けまでこだわり抜いております。
これまでで一番大変だった時はいつでしょうか?
当店は地下1階にある隠れ家的なお店なので開業してから1年くらいは近隣の住民の方達に知ってもらう部分で苦労しました。徐々にお客様も増えてきて地元のお客様の支えでここまで成長してくることができました。当店は新規のお客様のリピート率が非常に高く、常連さんが多いです。
コロナの影響はありましたか?
ありました。他店のようにデリバリーやテイクアウトを導入したり、コロナ対策も徹底しました。都心のお店に比べて、当店は地元のお客様に本当に支えていただいていると思います。
飲食店をやっていて嬉しかったことはなんですか?
やはり一度来てくださったお客様がリピートしてくださることですね。ネットなどで興味を持って来店してくださったお客様が美味しいと感じてまた再訪してくれると本当に嬉しいですね。
お仕事のこだわりやポリシーなどはございますでしょうか?
旬の食材をベストな状態で食べていただきたいと常に思っております。またお酒の好みも十人十色だと思いますので日本酒も豊富に取り揃えております。ワインのペアリングのように日本料理と相性の良い日本酒もたくさんありますので気軽に味わっていただきたいと思っております。
「いちぼ 成城学園前店」さんの今後の展望を教えてください。
「いちぼ 成城学園前店」で言えば、後5%から10%ほど売上、集客率を伸ばしていきたいと思っております。いまだに「こんな所にこんな素敵なお店があったとは」とお客様からお声かけいただく時があるのでまだまだ近隣の住民の方に認知いただく努力をしていかないといけないと思っております。会社としては現在2店舗運営しておりますので3店舗目、4店舗目と店舗拡大していければと思っております。
最後に若者にメッセージをお願いいたします。
目の前の仕事や関わっている業務に興味を持つということを大事にしてほしいと思います。興味を持たず惰性で仕事をしてしまうと作業になってしまうので。少しでも好きになる努力をすること。それを今の若者たちに伝えることが僕たちの仕事だと思っています。関わっていることを掘り下げて、調べて、のめり込んで行くことってとっても大事なことなんです。
長谷川様、本日は貴重なお時間をありがとうございました!
ありがとうございました!