完全予約制のカウンター中華!一人で経営する本格中華屋のオーナー様にインタビュー!
荻原さま、本日は宜しくお願い申し上げます。
「中華料理 おぎわら」の荻原です。宜しくお願い致します。
まず初めに店名の由来をお伺いできますでしょうか。
自分の名前が珍しかったというのもありますし、自分のお店のことを知ってもらう上で、一番知ってもらいやすいのかなと思い ”おぎわら” と名付けました。
お店としても荻原様個人としてもお客様に認知して欲しいという願いが込められているということですね。
そんな”中華料理 おぎわら”を開業されたきっかけを教えてください。
若い時から独立を目指していまして、たまたま現在の物件を見つけた際に今しかないと思い開業しましたね。物件というのは巡り合わせですし、タイミングとしてもよかったことがきっかけですね。
なるほど。確かに物件との出会いというのはかなり大きなポイントですね。
開業されたのはいつ頃でしょうか?
2年ほど前になりますね。コロナの緊急事態宣言が出された時くらいです。
やはりコロナの影響はありましたか?
開業した時からコロナ真っ只中でしたのでそこまで焦ることはありませんでしたが、やっぱり大変でしたね。特に集客は大変でした。
なるほど。集客のために何か対策を取られましたか?
そうですね。完全予約制の二組限定にして、全席カウンター席にしましたね。もう少しラフな感じのお店にしようと思っていたのですが、利益よりもひとまず一年乗り切ることが大事だと思い、そのようなシステムにしました。
お客様としても少人数の予約制だと安心して食事ができそうですね。
「中華料理 おぎわら」さんの名物、ウリを教えてください!
チバザビーフという千葉県産のお肉を使った麻婆豆腐です。通常ひき肉だけを使う料理なのですが、うちでは手切りにしたお肉も加えて食感を二種類楽しめるようにしています。あとは時期によって、なすや鱈白子などを使ったりしていますね。
写真からも美味しさが伝わってくるほど魅力的ですね。
メニュー開発などは荻原様が行われているのでしょうか?
そうですね。お店は私一人でやっていますのでメニューの開発も私が行なっています。今まで培った経験をもとに新しいものを作れないかと試行錯誤して開発しています。
開業までのご経歴が気になります!
どういう経緯で飲食の世界に足を踏み入れられたのでしょう。
飲食業界入った時からずっと中華料理をやってきまして、以前働いていたのは都内の中華料理店でした。今のお店を開業する時にそこの知り合いの方が内装であったり調理器具、ロゴなどをチームを組んでプロデュースしてくれました。ですので物件が決まってから開業までは短期間でしたね。
コロナ渦中での開業は困難が多かったと思いますが、多くの方に支えられてスムーズに開業することができたということですね。
そうですね。今でもその方々には感謝でいっぱいで頭が上がりません。
これまでで一番大変だった時のエピソードなどがあれば教えてください。
やはり開業時が一番大変でしたね。完全予約制なのにも関わらず予約ゼロ、その先も全く見通しがつかない状態でした。ただ周りの人の協力もあってその時期は乗り越えましたね。
開業当初から完全予約制ですと、認知されるのも大変だと思いますし、それに重なってコロナ禍ですと何倍も大変だったと思います。
では逆に飲食店をやっていて嬉しかったことはなんですか?
日に日に売り上げが上がることも嬉しいのですが、丁度この前開業二年目を迎えまして、その際に仲間のみんなや、お客様など多くの方々に祝ってもらったことは今までで一番嬉しかったですね。
多くの方の支えはとても励みになりますね。
お仕事のこだわりやポリシーなどはございますでしょうか?
お客様が美味しいと言ってくれるのは当然だとして、楽しんで食事をして帰っていただけることを目標にやっていますね。うちはカウンター席ですし、コミュニケーションも含めてお客様には楽しい時間を提供したいですね。
カウンター席ならでは食事の楽しみ方ですね。実際に間近で調理を見れることもパフォーマンスの一環として凄く楽しそうです!
「中華料理 おぎわら」さんの今後の展望を教えてください。
そうですね。本来やりたかったカジュアルな街中華もやってみたいですし、海外進出、物販などもやってみたいです。ただ今はお店の方に集中していて展望は模索中という感じですかね。
高い志を持って多くのことに挑戦されたいということですね!
最後に若者に向けてメッセージをいただけますでしょうか。
無理に行動しろとは思いません。その場所で働くビジョンに何か少しでも不満点はないのかと考えて欲しいですね。一番最初が肝心なので、一切の妥協をせずに焦らずにじっくり考えて行動してもらいたいです。
荻原さま、本日は貴重なお時間をありがとうございました!
ありがとうございました!