30歳で脱サラ!創業から今年で17年目の飲食店オーナーにインタビュー!
中川さん、本日は宜しくお願い申し上げます。
「卓球酒場ぽん蔵」の中川です。宜しくお願い致します。
店名の由来をお伺いできますでしょうか。
卓球酒場なのでピンポンのポンに、私の下の名前が修三(しゅうぞう)なので「ポン蔵」にしました。
開業のきっかけを教えてください。
今47歳なのですが、20代のときに30歳になったら自分がやりたいことをやって生きていこうと考えていたので30歳でサラリーマンを辞めて起業しました。21歳から続けているサッカーの指導者をやりながら飲食店経営を始めました。
開業されたのはいつ頃でしょうか?
2005年に個人事業主で登記して2008年に法人化しました。ぽんぞうの1号店は17年目になります。現在は直営1店舗、FC2店舗なので全体で3店舗になります。
コロナの影響はありましたか?
コロナをきっかけに逆にあまり利益が出てない会社を畳めることができたので良かったです。貸切がメインのお店はコロナの影響を直で受けたので家賃も高いですし早めに撤退できて良かったです。
「卓球酒場ぽん蔵」さんのコンセプトはどのタイミングで確立されていったのでしょうか?
1店舗目の卓球酒場は2週間で作っちゃんだんですよ。テナントだけ先に決まって、とりあえずBarをやろうということになりまして(笑)20坪くらいしかないカウンターのお店です。子供が遊んで楽しいお店は、たぶん大人も楽しるだろうと思いファミコンやジェンガも置きました(笑)
面白いですね。
すぐにかなりの利益が上がったので2店舗目を出しました。1店舗目に関して私が出勤する日は売上が上がるけど休みの日はガクッと下がってしまう課題があったので2店舗目からは大きい店舗にしました。そうしたことでスタッフが変わっても来てくれるような状態を作ることができました。
メニュー考案などは中川様が行われているのでしょうか?
はい。今は現場にそんなに立ってないので発案だけは私が行っています。
これまでで一番大変だった時はいつでしょうか?
コロナはある意味、災害なので大変だったという感覚はありません。強いてあげるなら人の教育の部分が大変ですね。理解度も習得スピードも十人十色なので大変です。
飲食店をやっていて嬉しかったことはなんですか?
毎日嬉しいです(笑)お客さんに喜んでもらえた時が嬉しいですね。最初はずっと1人でやっていたので最初にお客さんが来てくれたことも覚えているし、最初に満席になったことも鮮明に覚えてますし、リピートしてくれたお客さんのことも覚えています。
お仕事のこだわりやポリシーなどはございますでしょうか?
管理する側の立場なので自分がぶれないようにすること。それとスタッフとコミュニケーションを取ることを心がけています。今はコロナで飲み会とかできないですが、LINEメッセージに頼らず電話や対面で極力ちゃんと話すということを徹底しています。
「卓球酒場ぽん蔵」さんの今後の展望を教えてください。
これからFC展開していきたいと思っています。スタッフで独立したい子達がいたら応援していきたいと思っています。
最後に若者にメッセージをお願いいたします。
若い子によく言ってることなんですが開業するためには100万円とか200万かかるじゃないですか。でも仮に失敗して借金抱えたとしてもサラリーマンに戻れば普通に返せる金額なんですよ。でもなんで今の若者たちって起業しないかと言うと単純に失敗するのが嫌だからなんですよね。ジジイになった時に「やっておけば良かった」と後悔しそうなら、それくらいのお金で始められるんだからやっちゃえば?と思いますけどね。うちで働いていた子たちの中からもこれまで3人くらい独立しているのですが、やらない子はずっとやらないですね。
中川さん、本日は貴重なお時間をありがとうございました!
ありがとうございました!